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WHAT'S KOGIN

HISTORY

KOGIN means an old needlework tecknology at Hirosaki city in Northern Japan. Many years ago, farmers had to wear linen even if the town had bloody snow. So Japanese ladies used to reinforce the linen kimono with cotton yarn for their family or their bf, then, they could get warm. Now, few people make KOGIN because you can choose lots of clothing materials. However, I still respect the spirit of KOGIN.

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こぎん刺しとは?

こぎん指しは青森県の津軽地方に伝わる

刺し子の一種です。

 

昔、津軽藩は農家の野良着として

麻布で作った服の着用しか認めていなかったそうです。

 

もちろん麻布程度では到底、雪深く寒さの厳しい津軽の冬を越すことはできません。

 

そこで津軽の女性たちは防寒性と防風性、そして耐久性のため、

麻布の野良着に綿糸で刺繍を施しました。

 

家族や恋人を厳しい寒さから

守ってあげたいという気持ち

少しでも格好良く見せてあげたいという気持ち

 

北国だっておしゃれがしたい!

 

女性たちの愛と生きる知恵が生んだ芸術

 

それが津軽のこぎん刺しです。

Lyricism 

昔、娘達は学校で、家で

時には電車の中でもこぎんを刺しました。

家族のため 恋人のため

心をこめてひと針ひと針刺します。



現代はそういった情緒ある手仕事のものや

人々の心をなごませるような

優しくて美しいものが少なくなりました。

 

私はこぎんを作る際、布選びから仕上げまで一貫して思っていることがあります。

 

それは どうやったら美しくなるか

心象風景をどのように表現するのか。

 

 

私のこころの中にある

強くて優しくて叙情的な美しいもの

 

それをこのKOSELIG (コーシュリ) で

 

こぎん刺しで表現したいと思っています。

 

 

 

 

 

Contemporary KOGIN

様々なパターンが受け継がれていますが、私はオリジナルの現代こぎんも得意です。

 

特に、カラーバリエーションや大きな柄など

こうしたらどうなるだろう?

という発想から刺し始めることが多いです。

インスピレーションを得るために

普段から心がけていることは

 

心を開いて素直な自分でいること

旅に出て内観すること

そして自然の中で自然の色を見ること

 

 

自然は最高のカラーコーディネーターです。



また、さまざまな出会いからも豊かなインスピレーションを得ることがあります。

 

こぎん刺しは愛でできています。

 

それは今も昔も変わらない
津軽の女性の本質なのかも知れません。

 

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